2020/12/18
建設現場において、鉄骨や足場などの荷をワイヤーで吊るという作業が多くあります。
このとき、バランスよく吊れるようにすることが重要でそのための資格が設けられています。それが「玉掛け技能講習」です。
玉掛け技能講習は国家資格となっており
クレーンで玉掛け作業をするのは、この資格を持つ人に限られているのですが
実際の作業では、玉掛け作業の全てを資格のある職人が一人で行わなければいけないということではなく
一定範囲の作業に限って、有資格者の指示に従いながらの作業であれば無資格の人が手伝っても良いこととなっています。
このように、有資格者の指示に従いながら作業をする無資格の人を「補助者」といいます。
補助者ができる作業は、次のようなものとなっています。
◇ワイヤロープ、シャックルなどの玉掛け用具の吊り荷へのかけ、外し
◇クレーンフックへのワイヤロープ、ベルトスリングなどの玉掛け用具のかけ・外し
◇荷物を吊り上げた時に、介錯ロープなどで荷物の振れ止めをすること
◇玉掛け用具を点検すること
話は資格の取得に戻りましょう。
玉掛け技能講習は、荷物の重さで2種類のコースがあります。
◇1t未満の荷物を扱う場合
◇1t以上の荷物を扱う場合
選ぶコースによって技能講習の内容は異なりますが、どちらも18歳以上であれば受講は可能です。
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