2021/05/20
建設業界にはさまざまな職種があります。大きな現場の作業を経験すると、たくさんの職人が現場を常に出入りしている状況を目にすることでしょう。
その中で、足場工事についてみてみると、どの建設現場でも高所や危険な場所で作業を行う際には必ず必要となるものです。
足場工事は、新築住宅や建物、構造物を建設する際だけでなく、住宅やアパートマンション、あらゆる施設や設備の改修工事やメンテナンス工事においても必須となる作業となります。
つまり、建物がある限り足場工事を行う鳶職人は必ず求められる人材であり、鳶の需要はあるということになります。
IT産業やAI技術が高まる中で、高性能の重機やドローンや精密機器といった最新マシンの導入によって、人員をかけずにスピーディーな点検調査ができるなど、建設業界でもさまざまな変革が起こっています。
しかし、仮設足場の設置は、クレーンなどの玉掛け技術で効率的な作業を行うことはできますが、最終的には複数の鳶職人がチームを組んで、安全に作業を行う足場を設置していくため、人の手が求められます。
現場はどこも同じ立地条件で行われることはありません。
鳶職人が現場にいち早く入り、現場に合わせて安全な足場を設置することは、安全に工事を行うファーストステップです。
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